中国駐在2013年編1【こんな単純なことで騙された】

中国

こんばんは、KOMATAKOです

中国駐在で一番怖い思いをした出来事を書いていこうと思います。

2012年の12月に駐在が始まり、すぐに北京に同僚の駐在員と出張にいきました。
元来、旅行が好きだったこともあり、出張で行ったのですが
どこか観光名所行けるかなと淡い期待を抱いていたいのですが
叶わず・・・・

そこでその年の清明節(たしか4月)という日本でいうお盆休みがあり
そこ連休を利用して、北京の紫禁城や万里の長城などを回る一人旅行を計画しました

今思えば、ほとんど中国語が喋れない状況でいけたなと我ながら感心しています

飛行機は、会社の人に予約してもらい
ホテルは自分で紫禁城の近くの外国人が宿泊しそうなお洒落なホテルを予約しました

人を疑うことを知らない私が、この旅行でひどい目に会うことになります・・・・

無事飛行機で北京国際空港に到着し、地下鉄で移動しホテルにチェックしました。

今であれば、DIDIを使えば観光名所の移動など苦労しなかったと思いますが
当時は、タクシーか地下鉄の移動が一般的だった思います。

チェックインしたのち、すぐに紫禁城にいきました。
前段のブログで書きましたが尖閣諸島問題で北京市内の観光名所には
日本人はほとんどおらず、その時間にいた日本人は私だけだったと思います

正門近くのチケット売り場に並ぼうと、歩いて移動していると
一人の中国人が近づいてきました。
日本語で話しかけてきて、観光ガイドは必要ないかと
売り込みに来たのでした。丁重に断りましたが
何も喋らなくても、服装や髪型だけで日本時だと見破られるんだなと
商売人の凄さを感じました

紫禁城をまわり、出口から出たところに
バイクの後ろに人が乗れる東南アジアに走っているような
乗り物が待っていました。晴れた4月の北京は暑かったことを覚えています。

ドライバーがすごく優しそうに

どこにいくんだ(你去哪儿?)

と中国語で話しかけてきました。
私は、ちょっと離れた湖(確か庭園)にいきたいとガイドブックを見せて説明しました。
拙い中国が通じたこと、聞き取れたことや初めての旅行で舞い上がっていました。

彼は30元で連れてってやるよと言ってきました
ずいぶん安いなっと思いながら、深く考えずに乗り込みました。

風を切って走る気持ちよさに浸りながら
景色をみていると、いく方向と逆に進んでいることに気づきました

さらに5分後、ほとんど人がいない裏路地に入っていきます。
突然、バイクを止め、英語と中国語で料金は300元です看板を差し出してきまいた
その場所は、誰も助けが来れないようなところでした

そんなお金ないと中国語で伝えましたが
ガタイの良い中国人に胸ぐらを捕まれ、殴られそうになる始末

100元札を投げ捨て、ダッシュ!!

ビビリの私は、後ろを振り返ることもできず、10分近く北京の裏路地を走り回ることになりました
どこにいるかもわからないし、どうやって帰ったらいいわからず
ふらふらの状態でなんとか地下鉄の入り口を発見!!

楽しんでいた旅行がその出来事で台無しになり
あのダッシュしたことがすごく情けなくなり、ホテルで落ち込み
動けなくなってしまいました

人生であんなに落差を味わったことはなかったし
だれにもこの内容を喋れなくて、テンションガタ下がった状態で旅行終了

この体験を通して、ちゃんとした相場を知ることの重要さと
人をあんなわかりやすい方法で騙す人がいることにを知りました。

今振り返れば、良い経験ができたと思います。
後日、日本領事館のHPを見ると類似の事件が多発しているので
注意してくださいと警告が出ていました・・・

ブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます

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